ISBN 9784873116211
開眼!JavaScript : 言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
- 出版社
- オライリー・ジャパン
- 刊行
- 2013-06
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詳細
概要
オブジェクトを軸にJavaScriptの言語仕様を解きほぐす
想定読者
jQuery / React である程度コードは書けるものの、this の束縛・プロトタイプチェーン・スコープといった内部挙動を言葉で説明できず、フレームワークの裏側で何が起きているかを掴みたいフロントエンドエンジニア。他言語から入ってきてプロトタイプベースの文化に戸惑っている方や、TypeScript へ進む前に素の JavaScript の実行モデルを固めたい方にも向きます。
こんな人には向いていない
- プログラミングそのものが初めての方。本書は変数・関数・制御構文を一通り書ける人を前提にしており、文法のゼロからの入門書ではありません。
- 最新の ES2015+ 構文(class / let / const / モジュール)の使い方そのものを網羅的に学びたい方。本書は刊行時期の都合上、それらの土台となる言語仕様の説明に主眼があります。
- サンプルアプリを手を動かして作りながら覚えたい方。本書はコードよりも概念の腹落ちを優先する設計です。
読了後にできるようになること
- JavaScript における「オブジェクトとは何か」を中心軸に据え、配列・関数・プリミティブまで含めた言語の全体像を一本の幹で理解できる
- this が呼び出し方によってどう束縛されるかを、暗記ではなく仕組みとして説明できるようになる
- プロトタイプチェーンによる継承とプロパティ解決の流れを追えるようになる
- スコープチェーン・クロージャ・ホイスティングといった実行モデルの挙動を予測できる
- フレームワーク入門書では飛ばされがちな、中級者がハマる落とし穴を言語仕様レベルで回避できる
本書のキー概念(章解説)
- 前半:オブジェクトを中心としたJavaScriptの世界観 — すべての挙動を「JavaScript におけるオブジェクトとは何か」に還元し、入門書で分散していた知識を一本の幹にまとめ直す導入部(章番号は確認できないため役割で記載)
- 中盤:this の束縛とプロトタイプチェーンによる継承 — 中級者が必ずハマる this とプロトタイプチェーンを、サンプルを使って言語仕様レベルで解きほぐす本書の核心
- 終盤:スコープチェーンと実行モデルの落とし穴 — スコープチェーン・クロージャ・ホイスティングなど、ES2015+ のクラスや let / const を理解する前段となる実行モデルを固める
ハイライト
- JavaScriptの言語的特性で知っておくべきポイントをまとめ、オブジェクトの理解を中心に据えて、ひと通り経験した後に陥りがちな落とし穴であるthis、プロトタイプチェーン、スコープチェーンなどをサンプルを使って解説した。(本書の編集方針と独自性が最も端的に表れている箇所)
編集メモ
オライリー・ジャパン刊の定番的な言語仕様解説書で、約170ページとコンパクトながら this / プロトタイプ / スコープという中級者の頻出つまずきを言語仕様レベルで扱う実務向けの良書
読む前に押さえておきたいこと
- 変数・関数・配列・制御構文など、JavaScript(または他言語)の基本文法を一通り書けること
- jQuery / React / Vue などのライブラリやフレームワークで、実際に動くコードを書いた経験があると本書の問題意識に共感しやすい
- HTML / CSS とブラウザ上で JavaScript を動かす基本的な環境への馴染み
学習のコツ
- 気になった挙動はブラウザのコンソールや Node.js の REPL に都度貼り付けて、本文の説明と実際の出力を突き合わせながら読むと腹落ちが速くなります。
- 約170ページと薄いので、まず通読して全体の幹を掴み、その後 this とプロトタイプの章だけを実務で詰まったときに辞書的に読み返す二段構えが効果的です。
- 本書で土台を固めたうえで ES2015+ の class 構文や let / const に進むと、新構文が「何の糖衣構文なのか」が見え、丸暗記せずに使えるようになります。
出版社による内容紹介
JavaScriptの言語的特性で知っておくべきポイントをまとめた書籍。「オブジェクト」の理解を中心に据えて、ひと通り経験した後に陥りがちな落とし穴であるthis、プロトタイプチェーン(継承)、スコープチェーンなどをサンプルを使って解説した。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。