ISBN 9784873118482

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス : テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス : テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
刊行
2018-09

概要

エンジニアが管理職へ移行する各段階の役割と思考法

想定読者

初めてテックリードやマネージャーを任されたエンジニア、そして複数チームを束ねる立場へ進もうとしている技術者に向いています。技術判断の責任を持ち続けたまま、人と組織のマネジメントを学びたい方に最適です。

こんな人には向いていない

  • マネジメントの抽象論ではなく、特定の技術スタックやコーディング手法を深掘りしたいエンジニアには物足りません。
  • すでに大規模組織で VP / CTO を長く務め、組織設計の方法論を体系的に運用している方には、前半の基礎章が冗長に感じられます。
  • 日本企業特有の人事制度・評価運用の具体手順を求める方には、米国スタートアップを背景とした記述が前提のため調整が必要です。

読了後にできるようになること

  • 1on1・メンタリング・フィードバックといった対人マネジメントの基本動作を、新任リードの視点で具体的に学べます。
  • テックリードとしてプロジェクトを前に進めながら、技術的な意思決定の責任をどう持ち続けるかの考え方が身につきます。
  • 個人を管理する段階から複数チーム・マネージャーを管理する段階へ、求められるスキルがどう変化するかを段階的に把握できます。
  • 著者自身の失敗談を通じて、よくある落とし穴とその回避策を実例ベースで理解できます。
  • CTO・VP of Engineering といった上位職で問われる役割と、組織文化への責任の輪郭をつかめます。

本書のキー概念(章解説)

  • 前半: 個人をマネジメントする段階(メンタリングとテックリード) — メンタリングを受ける側・する側の心得から始まり、テックリードとしてプロジェクトと技術判断の責任を担う段階までを扱います。新任リードがまず読むと効く部分です。
  • 中盤: チームとマネージャーをマネジメントする段階 — エンジニアリングマネージャーとして1チームを率いる役割から、複数チームの管理、さらに『マネージャーをマネジメントする』段階へと、責任範囲の拡大に伴うスキル変化を解説します。
  • 終盤: 上位マネジメントと組織文化(CTO の役割) — シニアリーダーシップや CTO の役割、組織文化への責任といった、技術部門全体を方向づける立場で問われるテーマに踏み込みます。

編集メモ

エンジニアからマネージャーへのキャリア遷移を段階的に扱う日本語訳書として、この領域の事実上の標準書と位置づけられているため。Rent the Runway 元 CTO による実体験ベースの記述で、新任リードから部長級まで参照され続けています。

読む前に押さえておきたいこと

  • シニアエンジニアとして開発現場での実務経験があり、チーム開発の流れを一通り知っていること。
  • マネジメント未経験でも読めますが、何らかのチームでメンバーや後輩と関わった経験があると各章の話が腹落ちしやすくなります。

学習のコツ

  • 最初から通読せず、いま自分が置かれているステージ(メンタリング / テックリード / マネージャー / 複数チーム管理)の章から読むと即効性があります。
  • 昇進や役割変更のタイミングで、次のステージの章を先回りして読むと心構えの準備に使えます。
  • 著者の失敗談の箇所は『自分なら何を見落とすか』を書き出しながら読むと、自分の現場への転用が進みます。
出版社による内容紹介

IT業界でのマネージャーに向けた技術部門をリードするための本! テックリードからCTOになった経験を持つ著者Camille Fournierが、自らの体験を元にエンジニアからテクニカルマネジャーになるための道のりの各ステージについて解説する書籍です。人のメンタリング(育成・指導)、テックリードとしてのプロジェクトの管理、複数のチームの管理、マネージャーを管理する方法、CTOの役割など、技術者からマネージャー、リーダーと立場が変わる際に求められる役割と考え方について紹介し、具体的なアドバイスを紹介しています。

この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。

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