ISBN 9784873119168
ウェブ最適化ではじめる機械学習 : A/Bテスト、メタヒューリスティクス、バンディットアルゴリズムからベイズ最適化まで
- 著者
- 飯塚修平
- 出版社
- オライリー・ジャパン
- 刊行
- 2020-11
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詳細
概要
ウェブUX改善という実課題を軸に機械学習の最適化手法を段階的に習得する
想定読者
機械学習の手法を現実のウェブサービス改善に適用したいPython習熟者。A/Bテストを実務で運用したことがあり、バンディットアルゴリズムやベイズ最適化まで連続して学びたいエンジニア。
こんな人には向いていない
- 機械学習・統計の基礎知識がまったくない初学者には、ベイズ統計や確率的プログラミングの章で詰まる可能性がある
- ウェブ以外のドメイン(製造・医療・金融)への応用を主目的とする読者には、題材の特殊性が逆に制約になる
- 深層学習やニューラルネットワーク中心の機械学習を想定している読者は対象外(本書は最適化・探索寄りのアプローチを扱う)
読了後にできるようになること
- ベイズ統計を用いたA/Bテストの仮説検定の組み立て方と解釈
- 確率的プログラミング(PyMC等)を使ったパラメータ推定の実装
- ε-greedy・UCB・Thompson samplingなどバンディットアルゴリズムの違いと選択判断
- 組合せ問題をバンディットアルゴリズムと統計モデルで解くアプローチ
- ベイズ最適化による連続値パラメータ空間の効率的な探索手法
- メタヒューリスティクス(遺伝的アルゴリズム等)を用いた統計モデル非依存の最適化
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 A/Bテストからはじめよう — ベイズ統計による仮説検定の入口。統計の前提をここで揃えておくと後続章の理解が格段に速くなる
- 第 2 章 確率的プログラミング — PyMC等による実装が中心。コードを手元で動かしながら読むと定着しやすい
- 第 3 章 組合せのあるテスト — 要素分解の考え方はA/Bテストの実務でも即応用できる
- 第 4 章 メタヒューリスティクス — 統計モデル非依存の最適化手法。遺伝的アルゴリズム等を実装ベースで学ぶ
- 第 5 章 バンディットアルゴリズム — テスト中の損失(regret)という視点が本章の核心。実務で探索-活用ジレンマを説明できるようになる
- 第 6 章 組合せのバンディット — アルゴリズムと統計モデルを融合させた発展的内容。5章の理解が前提
- 第 7 章 ベイズ最適化 — 連続値空間の探索で最もコストが高い章。ハイパーパラメータ調整の文脈で読み返す価値がある
- 第 8 章 これからのウェブ最適化 — 応用と展望。本書で扱った手法を自社サービスに接続するための視点整理として有効
ハイライト
- ウェブ最適化という一貫的なテーマに沿ってシンプルなA/Bテスト、線形モデルの導入、メタヒューリスティクス、バンディットアルゴリズム、ベイズ最適化と、機械学習の知識を学べる(推薦システムの実務を担うエンジニアによる評価で、手法の段階的な配置が本書の特徴として端的に表れている)
- 機械学習の手法をどうやって現実の問題に適用するか?」について悩んでいるエンジニアは数多くいると思います。本書はウェブサイトのUX改善を題材に、A/Bテストやメタヒューリスティクス、バンディッドアルゴリズムなど機械学習のアプローチを適用し、パラメーターの抽出やモデルの選択などを学べる書籍です(本書の問題意識が最も明確に示されている書誌説明文の核心部分)
外部からの言及
- ZOZOTOWNの推薦システム担当エンジニアが選ぶ技術書リストに収録されており、A/Bテストからベイズ最適化まで一貫したテーマで段階的に学べる点が評価されている(qiita)
編集メモ
Qiita での直接言及は確認できた範囲で1件(likes 5)。バンディットアルゴリズム関連の周辺記事は存在するが本書ISBN への直接引用は少ない。テーマの専門性が高く特定の読者層に刺さる実践書として位置づける
読む前に押さえておきたいこと
- Pythonの基本的なコーディング能力(NumPy/Matplotlib程度の使用経験)
- 確率・統計の基礎概念(条件付き確率、期待値、正規分布)
- A/Bテストの業務経験があると5章以降の実感が大きく変わる
学習のコツ
- 1章のベイズ統計の整理を丁寧に行ってから進む。ここの理解が2〜3章、さらには7章のベイズ最適化まで通底する土台になる
- 5章(バンディットアルゴリズム)は実務でA/Bテストの損失(regret)を説明する必要がある場面で特に有用。該当章だけ先に読む部分読みも成立する
- Pythonのサンプルコードを必ず手元で動かしながら進める。グラフで可視化することで確率分布の変化が直感的に把握できる
- 4章のメタヒューリスティクスは他章とやや独立しているため、確率・統計アプローチが主目的の読者は後回しにしても支障ない
出版社による内容紹介
「bウェブサイトのUX改善」を題材に、現実の問題をモデルに落とし込む過程を詳解! 「機械学習の手法をどうやって現実の問題に適用するか?」について悩んでいるエンジニアは数多くいると思います。本書はウェブサイトのUX改善を題材に、A/Bテストやメタヒューリスティクス、バンディッドアルゴリズムなど機械学習のアプローチを適用し、パラメーターの抽出やモデルの選択などを学べる書籍です。モデルや数式の表現をPythonのコードやビジュアルなグラフでも表現し、理解の助けとしています。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。