ISBN 9784873119700
JavaScript 第7版
- 出版社
- オライリー・ジャパン
- 刊行
- 2021-12
Amazonアソシエイトおよび楽天アフィリエイト等の広告リンクを含みます。Amazonのアソシエイトとして tech-book.net は適格販売により収入を得ています。
詳細
概要
JavaScriptの言語仕様をES2015以降の最新版で体系的に習得する
想定読者
JavaScriptをなんとなく使ってきた中級者、またはTypeScriptで業務開発するが言語仕様の体系的理解を固めたいエンジニア
こんな人には向いていない
- HTMLとJavaScriptの基礎構文すら未習得の完全初学者 — 言語リファレンス的な密度で書かれており、最初の一冊としては分量・前提知識の両面でハードルが高い
- ReactやVueなどのフレームワークAPIの使い方を素早く習得したい実装者 — 言語仕様の体系的解説が主体であり、フレームワーク固有のパターン習得には別途フレームワーク書が効率的
- ES2015以降の仕様を業務で深く把握している上級者 — 知識の確認や辞書的参照には有効だが、新たな発見の密度は薄くなりうる
読了後にできるようになること
- ??演算子とSet/MapなどES2015以降の組み込みAPIを目的に応じて選択できる
- イテレータ・ジェネレータ・async/awaitを使った非同期フロー制御を実装できる
- プロトタイプチェーンとclassベースの継承モデルを理解しオブジェクト設計の判断軸を持てる
- DOM操作・イベント伝播(capturing/bubbling)・Viewport座標とDocument座標の違いを説明できる
- ES6モジュール(import/export)とCommonJSの違いを理解しバンドラの役割を説明できる
- Node.jsでHTTPサーバ・ファイルシステム操作・ストリームを実装できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 JavaScriptの概要
- 第 2 章 字句構造
- 第 3 章 型、値、変数
- 第 4 章 式と演算子
- 第 5 章 文
- 第 6 章 オブジェクト
- 第 7 章 配列
- 第 8 章 関数 — クロージャ・コールバック・高階関数を網羅。後続する非同期章の前提となる重要章
- 第 9 章 クラス
- 第 10 章 モジュール
- 第 11 章 JavaScript標準ライブラリ — 通読より索引的参照が効率的。実装中に都度引く辞書的位置づけで使うと回収が早い
- 第 12 章 イテレータとジェネレータ — 難度は高いが遅延評価・非同期ストリームの理解に直結するため初読時でも飛ばさない価値がある
- 第 13 章 非同期JavaScript — Promise/async-awaitの仕組みを言語レベルで把握できる実務直結章。13章を起点に前後を読むルートも有効
- 第 14 章 メタプログラミング
- 第 15 章 Webブラウザ上のJavaScript — DOM/イベントAPIの動作原理を体系化。フロントエンド開発者にとって特に実務直結度が高い章
- 第 16 章 Node上のサーバサイドJavaScript — サーバサイドJSの入門として単体でも参照価値が高い。Node.js利用者は13・16章を優先してもよい
- 第 17 章 JavaScriptのツールと拡張機能
ハイライト
- サイ本で知られるJavaScriptの改訂版! 旧版出版から9年を経て、最新情報を網羅し全面的に改訂されたJavaScriptの決定版です。(旧版からの9年越し全面改訂であることを端的に示す箇所。本書の位置づけを判断する上での核心)
- 旧版にあったjQueryも含めて動きが速いクライアントフレームワークについての記述を大幅削除し、安定したJavaScriptの言語について徹底解説します。(フレームワーク記述を排し言語仕様の純粋解説に集中した編集方針を示す箇所。対象読者の絞り込みに直結する)
外部からの言及
- エンジニア向け技術書推薦まとめ記事を中心に、本書は入門後の次の一冊として複数のリストに登場しており、体系的なJS学習の定番リファレンスとして認知されている(qiita)
- TypeScriptを業務で利用しているエンジニアが、JavaScriptの言語仕様を体系的に学ぶ目的で通読し、仕様レベルの理解不足を補うリファレンスとして活用している様子が複数の読書ノート記事から見受けられる(qiita)
編集メモ
Qiita 引用 8件 / 累計 likes 1987(うち 1941 はエンジニア推薦 90 冊まとめ記事による)。本書専用の読書ノート記事が複数あり、実務利用者による体系学習リファレンスとして機能していることが確認できる
読む前に押さえておきたいこと
- HTMLとHTTPの基礎的な動作の理解(15章のブラウザAPIを活用するため)
- プログラミングの基本制御フロー(変数・条件分岐・ループ)を何らかの言語で経験済みであること
- ターミナルの基本操作とnpmによるパッケージ管理の経験(16章のNode.jsセクションを動かすため)
学習のコツ
- 全17章を順に読む必要はなく、13章(非同期JavaScript)と15章(ブラウザAPI)から入ると実務との接点が早く見えてくる。その後2〜8章に戻ると各構文の意味が深まる
- 11章(標準ライブラリ)は通読より索引活用を優先する。実装中に都度参照する辞書的な使い方が効率的
- 12章(イテレータ・ジェネレータ)は難度が高いが、非同期コードや遅延評価パターンの理解に直結するため飛ばさず読む価値がある
- TypeScript利用者は型情報が省かれた記述に慣れながら読むことで、型付け前の動作原理が浮かび上がり理解が深まる
出版社による内容紹介
サイ本で知られるJavaScriptの改訂版! 旧版出版から9年を経て、最新情報を網羅し全面的に改訂されたJavaScriptの決定版です。大きく変更されたES6 (ES2015)以降は、大規模な変化はこの先しばらくないと言われています。旧版にあったjQueryも含めて動きが速いクライアントフレームワークについての記述を大幅削除し、安定したJavaScriptの言語について徹底解説します。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。