ISBN 9784896327663

病気がみえる(vol.3) : 糖尿病・代謝・内分泌

病気がみえる(vol.3) : 糖尿病・代謝・内分泌
刊行
2019-10

概要

代謝・内分泌疾患をビジュアルで体系的に理解する

想定読者

医学・看護・薬学・栄養学の学生および多職種チーム医療に携わるコメディカル。国家試験対策と臨床現場の橋渡しを求める医療系学習者。

こんな人には向いていない

  • 代謝・内分泌疾患の専門医や内分泌内科の専門看護師など、すでに深い臨床経験を持つ医療者には基礎的すぎる内容が多い
  • 診断アルゴリズムや治療プロトコルの最新ガイドラインを参照したい実務者には、ガイドライン原典やポケットリファレンスが適している
  • 文章主体の詳細解説を好む読者には、イラスト・図表中心の構成が物足りなく感じる場合がある

読了後にできるようになること

  • 糖代謝の正常メカニズムから1型・2型糖尿病の病態生理、急性・慢性合併症までを一冊で通観できる
  • インスリン療法・経口血糖降下薬など代表的な治療法の選択根拠と作用機序を図で説明できる
  • 脂質異常症・痛風・骨粗鬆症など代謝疾患の病態と管理目標値の設定根拠を理解できる
  • 甲状腺・副甲状腺・副腎・下垂体の各内分泌臓器の作用軸と主要疾患(Cushing症候群・原発性アルドステロン症など)を体系的に把握できる
  • フレイル・サルコペニアなど高齢者医療と代謝の接点となる疾患概念を説明できる
  • 神経内分泌腫瘍・膵神経内分泌腫瘍(PanNEN)・多発性内分泌腫瘍症(MEN)など比較的まれな疾患の全体像を把握できる

本書のキー概念(章解説)

  • 第 1 章 代謝・栄養とその異常 — 代謝の全体像を把握する導入部。後続の疾患単元を読む前に通読しておくと理解効率が上がる
  • 第 2 章 糖代謝異常(糖尿病・低血糖症・合併症・妊娠) — 1型・2型の병態から急性・慢性合併症まで網羅。国家試験の出題頻度が高く実務でも最頻出領域
  • 第 3 章 脂質代謝異常(脂質異常症・家族性高コレステロール血症) — 管理目標値の設定根拠など第5版で拡充された領域
  • 第 4 章 過栄養と低栄養(肥満症・メタボリックシンドローム・老年症候群) — フレイル・サルコペニアは第5版新規追加。高齢者医療に関わる職種には特に重要
  • 第 5 章 尿酸代謝異常(痛風) — 第5版で記載拡充。生活習慣指導の根拠となる病態理解に役立つ
  • 第 6 章 骨代謝異常(骨粗鬆症・その他の骨代謝疾患) — 第5版で追加疾患あり。骨代謝の正常生理から治療まで一貫した流れで読める
  • 第 7 章 その他の代謝異常・栄養の異常 — 先天代謝異常と栄養素の欠乏症・過剰症の総論は第5版追加項目
  • 第 8 章 内分泌総論・視床下部—下垂体疾患 — 内分泌の作用機構の基礎。内分泌疾患を読む前の必読パート
  • 第 9 章 甲状腺疾患・副甲状腺疾患 — 甲状腺機能亢進症から腫瘍まで幅広くカバー。臨床でもよく遭遇する疾患群
  • 第 10 章 副腎疾患(Cushing症候群・原発性アルドステロン症・褐色細胞腫など) — PPGLなど第5版で拡充。副腎の解剖・生理から疾患まで一気通貫で読める
  • 第 11 章 神経内分泌腫瘍(PanNEN・MEN) — 第5版新規追加の総論パート。まれではあるが国家試験でも出題されるため概観把握に有効

ハイライト

  • 豊富な写真・イラストで、糖や脂質のながれ、ホルモンの作用を完全ビジュアル化。『みえにくい』代謝・内分泌疾患がよく『みえる』!(本シリーズの核心価値を最も簡潔に表現した出版社自身の言葉。概念が複雑な内分泌系をビジュアル化する本書の差別化点が一文に集約されている)
  • 「高齢者糖尿病」「フレイル」「サルコペニア」などの疾患概念を新たに追加した他、「栄養の欠乏症と過剰症」「神経内分泌腫瘍」の総論を追加。既存の内容もより分かりやすくアップデートされました!(第5版の改訂ポイントの概要。臨床現場で重要度が増す高齢者医療領域の追加が判断材料として端的に示されている)

編集メモ

Qiita での言及なし・楽天ランキング履歴なし。医療系専門書であり一般的なIT系プラットフォームでの言及は少ないが、出版社が長年刊行するシリーズの第5版として医療系学習者コミュニティでは定評がある。数値根拠が取得できないため supplementary とした

読む前に押さえておきたいこと

  • 解剖生理学の基礎(各内分泌腺の位置と基本的な役割)
  • 生化学の基礎(糖・脂質・タンパク質の代謝経路の概要)

学習のコツ

  • 第8章の内分泌総論を先に読んでから甲状腺・副腎の各疾患章に進むと、ホルモン軸のフィードバック機構が理解しやすい
  • 糖尿病の慢性合併症は網膜症・腎症・神経障害が三大合併症として問われやすいため、合併症の発症機序の図を繰り返し参照しながら読む
  • フレイル・サルコペニアなど第5版の新規追加項目は本文マーカーで区別されているため、第4版経験者は差分読みで効率的に確認できる
  • 巻末の疾患索引を活用し、実習や臨床で遭遇した疾患を入口に逆引きする使い方も有効
出版社による内容紹介

代謝・内分泌疾患のNo.1ビジュアルテキスト、改訂第5版! 豊富な写真・イラストで、糖や脂質のながれ、ホルモンの作用を完全ビジュアル化。 “みえにくい”代謝・内分泌疾患がよく“みえる”! 【第5版の改訂ポイント】 「高齢者糖尿病」、「フレイル」、「サルコペニア」などの疾患概念を新たに追加した他、 「栄養の欠乏症と過剰症」、「神経内分泌腫瘍」の総論を追加。 既存の内容もより分かりやすくアップデートされました! <新たに追加した疾患・テーマ> ●ステロイド糖尿病 ●高齢者糖尿病 ●老年症候群(フレイル、サルコペニア) ●その他の骨代謝疾患 ●副腎白質ジストロフィー(ALD) ●栄養の欠乏症と過剰症総論 ●下垂体の炎症性疾患 ●神経内分泌腫瘍総論  など <記載を拡充した疾患・テーマ> ●経口血糖降下薬 ●インスリン療法 ●脂質管理目標値の設定(脂質異常症) ●脂質異常症治療薬 ●痛風 ●骨代謝異常 ●栄養の異常 ●21-水酸化酵素(P450c21)欠損症 ●褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL) 代謝・栄養  代謝・栄養とその異常 糖代謝異常  糖代謝総論  糖尿病  1型糖尿病  2型糖尿病  糖尿病急性合併症  糖尿病昏睡  低血糖症  糖尿病慢性合併症  糖尿病神経障害  糖尿病足病変  糖尿病網膜症  糖尿病腎症  糖代謝異常合併妊娠 脂質代謝異常  脂質代謝総論  脂質異常症(高脂血症)  家族性高コレステロール血症(FH) 過栄養と低栄養  肥満症  メタボリックシンドローム  老年症候群 尿酸代謝異常  尿酸代謝総論  痛風 骨代謝異常  骨代謝総論  骨粗鬆症  その他の骨代謝疾患 その他の代謝異常  先天代謝異常 栄養の異常  栄養素の欠乏症と過剰症 内分泌総論  内分泌の概念と作用機構 視床下部ー下垂体疾患  視床下部ー下垂体総論  下垂体前葉総論  下垂体腺腫  下垂体前葉機能低下症  成長ホルモン分泌不全性低身長症  下垂体後葉総論  尿崩症  SIADH(バソプレシン分泌過剰症)  下垂体の炎症性疾患 甲状腺疾患  甲状腺総論  甲状腺疾患総論  甲状腺機能亢進症  亜急性甲状腺炎  無痛性甲状腺炎  甲状腺機能低下症  慢性甲状腺炎(橋本病)  甲状腺腫瘍 副甲状腺疾患  副甲状腺総論  原発性副甲状腺機能亢進症  副甲状腺機能低下症 副腎疾患  副腎総論  副腎皮質総論  Cushing症候群  原発性アルドステロン症(PA)  副腎皮質機能低下症  先天性副腎皮質過形成  副腎髄質総論  褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL) 神経内分泌腫瘍  神経内分泌腫瘍総論  膵神経内分泌腫瘍(PanNEN)  多発性内分泌腫瘍症(MEN)

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