ISBN 9784896328479
栄養士・管理栄養士のためのなぜ?どうして?(4) : 人体の構造と機能/臨床栄養学;3
概要
管理栄養士国試の臨床栄養学を会話形式で体系的に理解する
想定読者
管理栄養士国家試験を受験中または受験準備中の学生で、臨床栄養学の暗記に行き詰まりを感じている人。循環器疾患・肥満・貧血・免疫分野を解剖生理学と結びつけて理解したい人。
こんな人には向いていない
- すでに臨床栄養学の知識が整理されており、国試過去問演習に集中したい上級学習者には、会話ストーリー部分の比重が大きく感じられる可能性がある
- 管理栄養士として現場実務の最新プロトコルや症例数を求める実務者には内容の水準が国試対策寄りとなっている
- シリーズ前巻(基礎栄養学・食べ物と健康など)の基礎知識が未整理の段階では本巻の関連付け解説を追いにくい
読了後にできるようになること
- 高血圧・虚血性心疾患・心不全など循環器疾患の病態と栄養管理の関連を体系的に説明できる
- 血圧調節メカニズム(レニン-アンジオテンシン系・副腎ホルモン)を解剖生理学の観点から理解する
- 肥満症・メタボリックシンドローム・高尿酸血症の診断基準と栄養介入の根拠を説明できる
- 貧血の分類(鉄欠乏性・巨赤芽球性・溶血性など)と原因別の栄養対策を区別できる
- 免疫の基礎と食物アレルギーのメカニズムを栄養管理と結びつけて理解する
- 各疾患の最新ガイドライン改訂(2022年版対応)の要点を国試の出題傾向に沿って把握する
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 高血圧の概要と治療 — 病態理解の起点。次章の血圧調節と連続して読むと因果関係が整理されやすい
- 第 2 章 血圧調節 — レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の仕組みを解剖生理と接続する重要章
- 第 3 章 副腎の生理/クッシング症候群 — ホルモンと疾患の関連を押さえる。2章と合わせて読むと理解効率が上がる
- 第 4 章 心臓のはたらき — 5・6章(虚血性心疾患・心不全)の前提知識として先に固める
- 第 5 章 虚血性心疾患 — 出題頻度が高い分野。ガイドライン改訂対応済み
- 第 6 章 心不全 — HFrEF と HFpEF の区別など近年の出題トレンドを反映
- 第 7 章 高尿酸血症と痛風 — 食事療法の根拠と禁忌食品の理由を結びつけて理解する章
- 第 8 章 先天性代謝異常 — PKU・ガラクトース血症など各疾患の代謝経路と栄養制限の根拠を整理
- 第 9 章 肥満症とメタボリックシンドローム — 診断基準の数値と栄養介入の戦略を国試出題パターンで押さえる
- 第 10 章 血液の役割/貧血 — 貧血の分類と原因別対策を一覧で整理しやすい章
- 第 11 章 免疫の基礎 — 食物アレルギー章(12章)の前提として先に固める
- 第 12 章 食物アレルギー — 即時型と遅延型の機序と除去食・代替食の考え方を栄養管理に直結させる
ハイライト
- 臨床栄養学は、国家試験に出題された箇所を丸暗記するのではなく、解剖生理学や基礎栄養学、病態学などの科目の知識と関連付けて勉強することがお勧めです。(本書の学習設計方針が端的に示されており、単純暗記との差別化が最も明瞭な箇所)
- 長年管理栄養士国家試験を分析し続けてきた『クエスチョン・バンク』制作チームが編集しており、国家試験の近年の傾向を十分把握した上で制作しています。(出版社の国試分析実績が根拠として示されており、信頼性の根拠が具体的)
編集メモ
Qiita 言及記事 0件 / likes 合計 0。楽天ランキング情報なし。外部シグナルが取得できないため supplementary とする。ただし書誌情報から判断すると、管理栄養士国試対策書としてシリーズが長年継続しており、同出版社の定番商材である
読む前に押さえておきたいこと
- 解剖生理学の基礎(臓器の位置・機能レベル)が整理されていること
- 基礎栄養学(栄養素の代謝経路・消化吸収の仕組み)の概要を把握していること
- 本シリーズ前巻(食べ物と健康・基礎栄養学など)の内容、または同等の基礎知識
学習のコツ
- 1章(高血圧)→2章(血圧調節)→3章(副腎)の順序は生理→病態の流れなので、テキスト通りの順序で読むことが理解の近道
- 4章(心臓のはたらき)を先に固めてから5・6章に進むと、虚血性心疾患と心不全の病態イメージが明確になる
- 別冊付録の国試過去問は各話を読み終えた直後に解くことで即時フィードバックが得られ、知識の定着精度が上がる
- 11章(免疫の基礎)と12章(食物アレルギー)はセットで読み、IgE依存型アレルギーと栄養管理の関連を一体で理解する
- 前版からのガイドライン改訂点を把握するため、受験直前期は本書の改訂対応箇所を重点確認すると効率的
出版社による内容紹介
★大人気シリーズが、さらに内容を充実させて3年ぶりに改訂! 本書は、先生役の「スーパートマト」と、生徒役の「栄子」の会話からなる楽しいストーリーを読むだけで、国家試験にも対応できる知識が身につく大人気シリーズの改訂版です。 リニューアルした4巻では、臨床栄養学を徹底的に分かりやすく解説!循環器疾患に加え、免疫の基礎や肥満,貧血などの重要項目を丁寧に解説します。 さらに、前版以降に発表された疾患のガイドライン改訂にも対応しています! ★管理栄養士国家試験の過去問を分析&専門の先生方のご監修で、内容が実践的! 『なぜ?どうして?』シリーズは、ただ読みやすくて分かりやすいだけではありません。長年管理栄養士国家試験を分析し続けてきた『クエスチョン・バンク』制作チームが編集しており、国家試験の近年の傾向を十分把握した上で制作しています。 そして、各分野のエキスパートの先生方にご監修をお願いしているので、国家試験の内容はもちろん、実際の臨床現場の実情も反映した内容となっています。 ★臨床栄養学の対策には『なぜ?どうして?』が効果的 国家試験受験生の中には、「臨床栄養学は覚えることが多くて苦手」という人が多いです。一方で、「臨床栄養学は、実力を伸ばしやすい」という人もいます。この違いは、臨床栄養学の勉強の仕方にあります。臨床栄養学は、国家試験に出題された箇所を丸暗記するのではなく、解剖生理学や基礎栄養学、病態学などの科目の知識と関連付けて勉強することがお勧めです。『なぜ?どうして?』では先生役のトマトと生徒役の栄子の会話で、臨床栄養学とこれらの科目を関連づけて説明しているので、深い理解につながります。 ★別冊付録「Check it out 〜国試にチャレンジ〜」 本書は読みやすくわかりやすいだけでなく、国家試験レベルの内容もカバーするように作られています。 今回の新シリーズでは、別冊付録として実際の国家試験を掲載しております。本書の各話を読むと解けるようになるので、読んだ後に実際の国試を解いて、知識が身に付いているか確認することができます。 1章 高血圧の概要と治療 2章 血圧調節 3章 副腎の生理/クッシング症候群 4章 心臓のはたらき 5章 虚血性心疾患 6章 心不全 7章 高尿酸血症と痛風 8章 先天性代謝異常 9章 肥満症とメタボリックシンドローム 10章 血液の役割/貧血 11章 免疫の基礎 12章 食物アレルギー
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。