ISBN 9784896328783
病気がみえる(vol.15) : 小児科
概要
小児科学の基礎から主要疾患まで、ビジュアルで体系的に習得する
想定読者
医学生・看護学生・研修医など、小児科学を体系的に学び直したい医療専門職
こんな人には向いていない
- 小児疾患の特定分野を深掘りしたい専門医には網羅性より深さが求められ、本書では不足する場合がある
- すでに小児科の臨床研修を十分に積んだ医師には、基礎事項の比重が大きく感じられる可能性がある
- 文章中心の詳細な病態生理解説を好む読者には、ビジュアル優先の構成は合わない
読了後にできるようになること
- 小児の正常な成長・発達の指標と評価方法を体系的に把握できる
- 新生児期特有の生理と疾患を成人との違いを意識して理解できる
- 先天異常・循環器・呼吸器・感染症など主要な小児科疾患の病態と鑑別を整理できる
- 成人と異なる小児特有の解剖生理・好発年齢・薬用量の考え方を習得できる
- mediLink アプリの特典コンテンツ(一問一答・動画・心音)を活用して試験対策を効率化できる
- 各疾患の好発年齢をイラスト・アイコンで視覚的に記憶できる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 小児科総論 — 成長・発達の正常値と評価の枠組みを押さえる基盤章。各論に入る前に必ず通読する
- 第 2 章 新生児 — 成人と最も生理が異なる時期。新生児マス・スクリーニングや黄疸の管理など臨床直結項目が集中
- 第 3 章 先天異常 — 染色体疾患・単一遺伝子疾患の代表例を整理。遺伝カウンセリング外来に関わる職種にも参照価値がある
- 第 4 章 消化器疾患 — 幽門狭窄・腸重積・ヒルシュスプルング病など小児外科と境界する疾患を含む
- 第 5 章 腫瘍 — 白血病・神経芽腫・Wilms 腫瘍など小児特有の悪性腫瘍を年齢別に整理
- 第 6 章 循環器疾患 — 先天性心疾患の分類と手術適応が中心。心エコー所見との対応が視覚的に理解しやすい
- 第 7 章 代謝・内分泌疾患 — 先天性代謝異常症の多様なスペクトラムを俯瞰するうえで有用
- 第 8 章 腎・泌尿器・生殖器疾患 — ネフローゼ症候群・IgA 腎症など小児腎炎の鑑別ポイントを整理
- 第 9 章 免疫・アレルギー疾患 — アナフィラキシー対応・食物アレルギー管理まで、外来でよく遭遇する疾患群
- 第 10 章 膠原病 — 若年性特発性関節炎・SLE の小児例など成人と管理が異なる点を確認できる
- 第 11 章 血液・造血器疾患 — 小児の鉄欠乏性貧血から再生不良性貧血まで、年齢別の発症頻度を把握できる
- 第 12 章 感染症 — 小児ワクチンスケジュールとの関連を意識すると、予防可能疾患の全体像がつかみやすい
- 第 13 章 呼吸器疾患 — 喘息管理・RSV 細気管支炎など外来・病棟での頻出疾患が揃う
- 第 14 章 神経疾患 — 熱性けいれんとてんかんの鑑別、発達障害のスクリーニングなど実臨床直結章
- 第 15 章 精神疾患 — 小児期発症の精神疾患は成人精神科とは異なる評価軸が必要。入門的な整理として活用できる
- 第 16 章 骨・関節疾患 — Perthes 病・Osgood-Schlatter 病など整形外科と連携する成長期特有の疾患を収録
ハイライト
- 1,800点のイラスト・画像で、小児科が基礎からしっかり「みえる」! 学校の試験対策から現場までずっと役に立つ、小児科テキストの決定版!(本書の価値訴求の核心:ビジュアルの量と試験・臨床双方への対応を最も端的に表している)
- 成人とは異なる小児特有の解剖生理や病態が、丁寧なビジュアライズで分かりやすい。各疾患の好発年齢も、年代ごとのイラストやアイコンでイメージしやすい。(「小児は成人の縮小版ではない」という小児科学習の本質的課題に対するアプローチを示している)
編集メモ
Qiita 言及記事なし・楽天ランキングデータなし。書誌情報と出版社説明のみから評価。『病気がみえる』シリーズの実績は高いが、本書固有の外部シグナルが取得できなかったため supplementary とする
読む前に押さえておきたいこと
- 解剖学・生理学の基礎(特に循環器・呼吸器・腎臓の機能)
- 成人内科学の基本的な疾患概念(比較対象として小児の特性を理解するため)
- 薬理学の基礎(小児用量計算には体重・体表面積ベースの計算が必要)
学習のコツ
- 「総論」→「新生児」→「感染症」→「循環器」の順に読むと、小児科臨床で頻度の高い領域から固められる。全章を通読してから各論に戻る二周読みも有効
- mediLink アプリの一問一答クイズを各章直後に解くことで、イラストで覚えた知識を問題形式で定着させられる
- 先天性心疾患(循環器章)は図が豊富な反面、血行動態の理解には別の参考書や講義動画と組み合わせると理解が深まる
- 試験対策ではなく臨床参照用として使う場合、各疾患の「好発年齢アイコン」を索引代わりに使うと目的の疾患に素早くアクセスできる
出版社による内容紹介
豊富な画像・イラストで大人気の『病気がみえる』シリーズから、ついに『小児科』が登場! 1,800点のイラスト・画像で、小児科が基礎からしっかり「みえる」! 学校の試験対策から現場までずっと役に立つ、小児科テキストの決定版! ◆小児科のエッセンスを1冊に凝縮 ・小児の正常な成長・発達から主要な疾患まで、小児科の重要ポイントを網羅。 ・これ1冊で広範な小児科学を体系的かつコンパクトに理解できる。 ◆違いが「みえる」から「わかる」 ・成人とは異なる小児特有の解剖生理や病態が、丁寧なビジュアライズで分かりやすい。 ・各疾患の好発年齢も、年代ごとのイラストやアイコンでイメージしやすい。 ◆購入者限定・特典コンテンツにアクセス ・『mediLink』アプリ専用QRコードからアクセスできる特典コンテンツ(一問一答クイズ、反射などの動画、心音など)を全ページに配置。 小児科総論 小児科総論 新生児 新生児 小児科各論 先天異常 消化器疾患 腫瘍 循環器疾患 代謝・内分泌疾患 腎・泌尿器・生殖器疾患 免疫・アレルギー疾患 膠原病 血液・造血器疾患 感染症 呼吸器疾患 神経疾患 精神疾患 骨・関節疾患
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。