ISBN 9784899774983
PythonではじめるiOSプログラミング
概要
iPhone上でPythonista3を使いiOSアプリ開発を体験する
想定読者
PCを持たずスマートフォンだけでPythonを学び始めたい初学者、またはiOSデバイスをプログラミング環境として活用したい人
こんな人には向いていない
- Swift / Objective-C による本格的なネイティブiOSアプリ開発を目指す人(本書はPythonista3の範囲内に限定される)
- Pythonをすでに業務・研究レベルで使いこなしており、環境構築にiOSを選ぶ理由がない人
- numpyやmatplotlibの数値計算を深く掘り下げたい人(本書の扱いはPythonista3組み込みの範囲にとどまる)
読了後にできるようになること
- Pythonista3のインストールからコンソール操作・スクリプト実行の基本フローを習得できる
- numpy / matplotlib をiPhone上で使った数理計算・グラフ描画ができるようになる
- iOSネイティブUIコンポーネント(入力フィールド・ボタン等)をPythonから操作するGUIプログラミングを学べる
- シーン/ノード/スプライトを使った2Dリアルタイムゲームの開発手順を理解できる
- カメラ・センサー・フォトライブラリなどiPhone固有のハードウェア機能をPythonスクリプトから呼び出せる
- Pythonの基礎文法(巻末付録)を参照しながら、言語入門と同時にiOS環境での実践を進められる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 Pythonista3開発を始めよう — インストールからコンソール操作まで。PCなしで環境を整えたい読者はここから着手する
- 第 2 章 標準モジュールをマスターしよう — numpy / matplotlib の組み込み活用。数理計算・グラフ描画に関心がある読者向けに特に有用
- 第 3 章 GUIを使おう — iOSのUIコンポーネントをPythonで操作する。アプリらしい画面を作りたい場合の中核章
- 第 4 章 シーンとノードで2Dゲーム! — スプライト・アニメーション・サウンド再生まで扱う。ゲーム開発目的の読者の主目的章
- 第 5 章 Pythonista3を更に使いこなそう! — カメラ・センサー・フォトライブラリ等iPhone固有機能への橋渡し。応用力の拡張に有効
ハイライト
- スマホでプログラミングすればいいのです! 本書は、アプリ「Pythonista3」を使って、iPhone(iOS)でPythonプログラミングを学ぶための本です。(コンピュータ不要でPythonを始めるという本書の核心的な切り口が端的に示されている)
- Pythonista3では、numpyやmatplotlibといったPythonで最も広く使われるモジュール、さらには「iPhoneのための機能」が充実していたり2Dグラフィックに関する機能も強力で、すぐにでもリアルタイムゲームをプログラミングできます。(Pythonista3が単なる学習ツールにとどまらず実用的なモジュール群を備えることを示す箇所)
編集メモ
Qiita上でISBN直接引用の記事は確認できず(検索ヒット0件)、外部シグナル数値なし。Pythonista3自体は複数のQiita記事で紹介されているニッチ環境であり、本書はその入門書として補完的位置づけ
読む前に押さえておきたいこと
- iPhone(iOS)端末を所持していること(iPad可)
- Pythonista3アプリを購入・インストールできること(本書の全操作がこのアプリ前提)
- プログラミング未経験でも読めるが、変数・関数・条件分岐といった概念をうっすら知っていると章の理解が速い
学習のコツ
- Chapter 1でインストールと基本操作を確認したら、自分の興味に応じてChapter 2(数値計算)・3(GUI)・4(ゲーム)を並行して読んでも構わない。各章は独立性が高い
- Chapter 4のゲーム開発は、Chapter 3のGUI操作を事前に一読しておくとシーン/ノードの概念が入りやすい
- 巻末のPython基礎文法付録は、Python未経験者が詰まった時の参照用として手元に開いておくと読み進めやすい
- Pythonista3アプリ自体はiOS有料アプリのため、購入後に本書と並行して手を動かすことで最大限の効果が得られる
出版社による内容紹介
人気の高いプログラミング言語といえばPythonですが、Pythonを使うにはコンピュータが必要です。 しかし現在、コンピュータを持っていない人は若い人を中心に増えています。そんな時代にプログラミングをするにはどうすれば良いでしょうか? 答え「スマホでプログラミングすればいいのです!」 本書は、アプリ「Pythonista3」を使って、iPhone(iOS)でPythonプログラミングを学ぶための本です。 Pythonista3では、Pythonの基本的な機能は勿論、numpyやmatplotlibといったPythonで最も広く使われるモジュール、さらには「iPhoneのための機能」が充実していたり 2Dグラフィックに関する機能も強力で、すぐにでもリアルタイムゲームをプログラミングできます。 本書では、「標準モジュールを使った数理計算」「UI部品を使ったプログラミング」「2Dグラフィックを使ったゲームプログラミング」「iOSのさまざまな機能の利用」などについて 解説します。また、Pythonがはじめて、という読者のために、巻末ではPythonの基礎文法なども解説してあります。 Chapter1 Pythonista3開発を始めよう Pythonista3のインストールからコンソールの使い方など、基本的な事柄の解説。 Chapter2 標準モジュールをマスターしよう Pythonはさまざまなモジュールを追加して機能拡張していけます。Pythonista3では、Pythonで最も広く使われるモジュールの一つである「numpy」と「matplotlib」が標準で組み込まれています。これら「Pythonista3に標準で組み込まれているモジュール」について説明をします。 Chapter3 GUIを使おう Pythonista3には、iOSの基本的なUIに相当する部品が用意されています。これにより、入力フィールドやボタンなど基本的なUIを使ったプログラムが作成できます。こうしたGUI関連について説明をします。 Chapter4 シーンとノードで2Dゲーム! Pythonista3には、リアルタイムゲームで使う「スプライト」とよばれる機能が標準で用意されています。これを使うことで、キャラクタを自由に動かすアクションゲームが簡単に作れます。そのためのグラフィックやアニメーション関連の機能、効果音などサウンド再生の既往などについてまとめて説明します。 Chapter5 Pythonista3を更に使いこなそう! Pythonista3には、iPhoneに用意されている機能を利用するためのライブラリ類が標準で用意されています。例えばセンサーやカメラ、フォトライブラリなどiPhone固有の機能をPythonista3のスクリプトから利用できるのです。こうしたiPhone独自の機能について説明をします。
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。