ISBN 9784899775119
図解できちんと理解するAfter Effects モーショングラフィックスパーフェクトガイド
- 著者
- 石坂アツシ/山下大輔
- 出版社
- ラトルズ
- 刊行
- 2021-02
概要
After Effectsで複雑なモーショングラフィックスを図解から原理習得して自在につくる
想定読者
Webテンプレートを使いこなした次のステップとして、モーションを原理から理解して独自にアレンジしたいデザイナー・映像クリエイター
こんな人には向いていない
- After Effectsを一切触ったことがない完全な初心者(同社の前著『はじめよう! 作りながら楽しく覚えるAfter Effects』習得後が推奨起点)
- すでにエクスプレッションやスクリプトで高度な自動化を行っているベテランには基礎寄りに映る可能性がある
- Premiere Proによる動画編集の学習が主目的の人(本書はAfter Effectsでのモーション設計に特化)
読了後にできるようになること
- 位置・回転・拡大縮小・不透明度の各プロパティを図解で直感的に理解し、キーフレーム調整の判断軸を言語化できる
- 直線移動・円の広がりといった単純モーションの原理を把握し、複雑な映像を構成要素に分解して再現できる
- 移動・回転・文字・出現・立体・エフェクトの各カテゴリを体系的に習得し、アニメーション設計の引き出しを増やせる
- テンプレートを自分なりにアレンジするための調整手順と判断基準を持てる
- モーションの『なぜそう動くか』を図解で理解することで、応用局面でも自力で問題を解決できるようになる
本書のキー概念(章解説)
- 第 1 章 図解モーショングラフィックス — 動きの原理を図解で理解する章。後続章の土台となるため飛ばさずに読む
- 第 2 章 移動 — 位置プロパティとイージングの調整が中心。最も基本的なモーションカテゴリ
- 第 3 章 回転 — アンカーポイントの理解が鍵。回転系モーションの応用幅を広げる
- 第 4 章 文字 — テキストアニメーターを活用したタイポグラフィモーションを扱う
- 第 5 章 出現 — マスクやスケール変化を使った登場アニメーションのバリエーションを習得
- 第 6 章 立体 — 3Dレイヤーと奥行き表現を扱う応用章。Chapter1の理解があると吸収が速い
- 第 7 章 効果 — エフェクトを組み合わせた仕上げテクニック。演出の幅を広げる最終章
ハイライト
- 複雑な映像は実は単純な動きの重ね合わせであることが多い。つまり単純な動きの原理や調整方法をマスターしていれば複雑なモーショングラフィックスをアレンジしたり、つくり出したりできるようになる(本書の学習設計の核心が端的に表現されており、購入判断に直結する)
- モーションを説明するには比喩や具体例を使うのが一番と考え図解という手法を使った。この図解を理解し、次に単純なモーションを実際につくって個性的に調整してみてください(他書との差別化ポイントである『図解で原理を伝える』方針が明示されている)
外部からの言及
- After Effectsをキーフレームとイージングの基礎から学ぶ記事が複数あり、独学で基礎を固めたい層の需要が一定数存在する。こうした読者層にとって図解で原理から解説する書籍の位置づけは実用的(qiita)
- エンジニアやデザイン非専門職がAfter Effectsに入門する事例も見られ、ショートカットや基本操作の体系的な習得ニーズが高い。本書のように動きの原理を図解で整理するアプローチは初学後の壁を越えるために有効と判断される(qiita)
編集メモ
Qiita上でAfter Effectsとモーショングラフィックスを扱う記事は複数確認できるが、本書(ISBN 9784899775119)を直接引用・推薦する記事は今回の調査では確認できなかった。Qiita記事引用数0件のため supplementary 判定
読む前に押さえておきたいこと
- After Effectsの基本操作(コンポジション作成・レイヤー追加・タイムラインの扱い)の経験
- キーフレームを使ったアニメーションを一度でも自力で作成したことがある
- アンカーポイントと座標系の概念についての初歩的な理解
学習のコツ
- Chapter1の図解パートは他の技術書でいえば『設計原則』にあたる。ここを丁寧に読んでからChapter2以降の手を動かすパートに入ると、各操作の意図が把握しやすい
- 各Chapterは独立性が高いので、業務で先に必要になった動きのChapterから読み始めてもよい。ただしChapter1は必ず先に読む
- テンプレートを手元に用意し、本書で学んだ原理に照らして『この動きはどのプロパティで実現されているか』を逆引きする使い方が定着を早める
- 前著『はじめよう! 作りながら楽しく覚えるAfter Effects』(ISBN 978-4-89977-416-7)を経由してから本書に進むと、操作迷いが減り原理学習に集中できる
出版社による内容紹介
モーショングラフィックスの魅力はその動きにあります。 目をひく動きで高いテンションの映像はとても魅力的です。 Web には数多くのテンプレートがあり、誰でもすぐに高品質のモーショングラフィックスをつくることができます。 ですが、それを自分なりにアレンジしたい、あるいは似たような映像をイチからつくりたい、という場合はどうしますか? おそらく「こんな複雑な映像つくるのムリ!」と思うでしょう。 ところがです。その複雑な映像を構成するパーツを一つ一つ分離してみてください。それらは、ただ直線が移動しているだけだったり、円が広がっているだけだったりします。 つまり、複雑な映像は実は単純な動きの重ね合わせであることが多いのです。 ということは単純な動きの原理や調整方法をマスターしていれば複雑なモーショングラフィックスをアレンジしたり、つくり出したりできるようになるわけです。 本書はそれらの単純な動きを原理から調整方法まで解説しており、大きな特徴として、モーションの原理を図解で説明しています。モーションを説明するには比喩や具体例を使うのが一番と考え図解という手法を使いました。 この図解を理解し、次に単純なモーションを実際につくって個性的に調整してみてください。 そうすることで複雑なモーショングラフィックスを自由に扱える力量を身につけることができます。 「最もシンプルで最も身につくモーショングラフィックス指南書」それが本書です。 皆さまが動きの基本を確実に身につけてオリジナルのモーショングラフィックスをつくり出すクリエイターに育っていくことを切に願っています。 本書はロングセラー書「はじめよう! 作りながら楽しく覚える After Effects」(ISBN978-4899774167)をマスターした人が次に読む本としてもオススメです!! Chapter1 図解モーショングラフィックス Chapter2 移動 Chapter3 回転 Chapter4 文字 Chapter5 出現 Chapter6 立体 Chapter7 効果
この本がどの学習段階で役立つかは、 関連する ロードマップ から確認できます。