学習ロードマップ
決済・証券・送金など金融ドメインの仕組みとエンジニアリングの関係を俯瞰する FinTech 向けロードマップ。
このロードマップが扱うもの
このロードマップは、FinTech 領域で開発に関わる / 関わりたいと考えているエンジニアを対象にしています。学び終えたときには、決済・証券・送金・融資などのビジネスの仕組み、関連する規制と技術、サービス設計の勘所を俯瞰し、金融ドメインの議論に参加できる状態を目指します。
このロードマップの全体像
このロードマップは、FinTech 領域で開発に関わる / 関わりたいと考えているエンジニアを対象にしています。学び終えたときには、決済・証券・送金・融資などのビジネスの仕組み、関連する規制と技術、サービス設計の勘所を俯瞰し、金融ドメインの議論に参加できる状態を目指します。
1. 金融ドメインを俯瞰する: 銀行、証券、保険、決済、送金、融資、資産運用といった業態と、登場するプレイヤーを整理します。 2. 決済とカードの仕組み: 勘定系、収納代行、カードネットワーク、オーソリ / クリアリング / セトルメント、QR 決済の構造を押さえます。 3. 証券・投資サービス: 取引所、清算機関、ロボアドバイザー、ネット証券のシステム構成と規制の概略を理解します。 4. 本人確認・マネロン対策・規制: KYC / eKYC、AML、金融商品取引法や資金決済法に代表される規制の位置づけを学びます。 5. 金融特有のエンジニアリング要求: 可用性、整合性、監査性、暗号、冪等性、証憑・ログの保管、ゼロダウンタイム運用を整理します。 6. プロダクト設計とリスク管理: ユニットエコノミクス、詐欺検知、カスタマーサポート、障害時対応を含む FinTech サービスの運用を俯瞰します。
FinTech は「技術よりまず規制」で動く側面が強く、作れる機能と提供できる機能は一致しません。小さなバグが金銭損害や法令違反につながるため、テストと監査性、証憑の扱いが他業界より重くなります。暗号・鍵管理・権限分離を甘くすると致命的で、オンコール体制と外部監査への対応も初期から設計する必要があります。周辺では、会計、経済学と金融の基礎、セキュリティ、分散システムと整合性モデル、クラウドとネットワーク、規制とコンプライアンス、顧客サポートとオペレーション、プロダクトマネジメントを並行して学んでおくと、FinTech 特有の制約を前提にした設計判断が自然にできるようになります。
ロードマップ