学習ロードマップ

Java エンタープライズ開発

文法とオブジェクト指向を固め、イディオム・デザインパターン・Java EE までを 5 冊で縦断し、業務 Java の土台を築く。

やさしいJava 第7版 プロになるJava-仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書 Effective Java Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版 Java EE 7徹底入門 : 標準Javaフレームワークによる高信頼性Webシス
SCROLL TO BEGIN

このロードマップが扱うもの

- Java - - SIer / / Java

このロードマップの全体像

対象読者

  • 他言語の経験はあるが Java の文法とエコシステムをこれから押さえたいエンジニア
  • 独学で文法は書けるものの、業務で求められる設計・品質水準に届いていない中堅手前の開発者
  • SIer / 金融 / 基幹系で Java 案件に参画予定で、エンタープライズ文脈を一度通しで学び直したい実務者

5 冊で到達する状態

  • クラス・インタフェース・例外・ジェネリクス・ラムダ / ストリームを業務コードで過不足なく使い分けられる
  • equals / hashCode / Optional / try-with-resources など Effective Java 系のイディオムを自然に書ける
  • GoF 23 パターンを Java コードで読み解き、保守しやすいクラス設計の選択肢を引き出せる
  • JSF / CDI / EJB / JPA といった Java EE スタックで、三層構成の Web アプリを一通り組み立てられる
  • 業務システムにありがちな要件(トランザクション境界・DI・永続化・バリデーション)を用語レベルで説明できる

進め方のヒント

  • 1 〜 2 冊目で文法と現代 Java(ラムダ / ストリーム / var)までを一気に通し、写経より小さな業務題材(在庫管理など)で手を動かす
  • 3 冊目は一気読みせず、既存コードのレビュー観点として項目単位で引く使い方に切り替える
  • 4 冊目でクラス設計の語彙を増やし、5 冊目の Java EE 学習時に「なぜこの層分割なのか」を自分で説明できる状態を目指す

ロードマップ

5 つのステップで読み進める

  1. 01
    ステップ 01 定番入門書で文法と OOP を通読
    やさしいJava 第7版
  2. 02
    ステップ 02 現代 Java の実務知識を一気に補強
    プロになるJava-仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書
  3. 03
    ステップ 03 現場で効く Java イディオム集
    Effective Java
  4. 04
    ステップ 04 GoF 23 パターンを Java で読み解く
    Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版
  5. 05
    ステップ 05 Java EE でエンタープライズ三層を体得
    Java EE 7徹底入門 : 標準Javaフレームワークによる高信頼性Webシス

第 1 章

定番入門書で文法と OOP を通読

  1. 定番入門書で文法と OOP を通読

    まず Java の文法・クラス・例外・コレクションを一冊で通して身体に入れるための起点。業務コードを読む前の共通語彙をここで揃える。

    やさしいJava 第7版
    この章の 1 冊 やさしいJava 第7版

    Javaの文法基礎からオブジェクト指向まで段階的に習得する

    この本で身につくこと
    • Javaの基本構文(変数・演算子・制御構文・配列)を手を動かしながら身につけられる
    • クラス・インスタンス・継承・インターフェースなどオブジェクト指向の核心概念を段階的に理解できる
    • OpenJDKを使ったJava 11対応の開発環境を自力で構築できる
    • 例外処理・コレクション・ジェネリクスなど実務で必須の標準的なJava機能を使えるようになる

    想定読者: プログラミング未経験または他言語を少し触れた程度の入門者で、Javaを基礎から丁寧に学びたい人。学習コストが高いと感じてJavaを避けてきた人にも向く。

    本の詳細を見る →
  2. 現代 Java の実務知識を一気に補強

    var / ラムダ / ストリーム / モジュールなど現行 Java の前提知識を補い、業務で書かれる Java コードに面食らわないための土台に据える。

    プロになるJava-仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書
    この章の 1 冊 プロになるJava-仕事で必要なプログラミングの知識がゼロから身につく最高の指南書

    Java 17世代の文法と現場の周辺ツールを一冊で通して学ぶ入門書

    この本で身につくこと
    • JShellとIntelliJ IDEAを使い、値・型・変数といった基礎から対話的にJavaコードを書き始められる
    • switch式・レコード・var型推論など、Java 17世代のモダンな文法で日常的なコードを書ける
    • Stream APIとラムダ式を使った関数型スタイルのコレクション操作を、従来の手続き型と対比しながら使い分けられる
    • クラス・インタフェース・継承を「差分プログラミング」と「データの分類」という観点で整理して扱える

    想定読者: これからエンジニアを目指す初学者、および他言語で開発経験がありJavaを新しく習得したい現役エンジニア。完全な未経験で独学するにはやや歯応えがあるが、Progateや他書で文法の触りを済ませた後の「2冊目」として位置づけると効果が高い一冊。

    本の詳細を見る →
  3. 現場で効く Java イディオム集

    equals・hashCode・Optional・ビルダー等の定石を項目別に押さえる必読書。コードレビューの判断基準として手元に置く 1 冊。

    Effective Java
    この章の 1 冊 Effective Java

    JavaのイデオムとAPIデザインからベストプラクティスを体得する

    この本で身につくこと
    • try-with-resourcesを使ってリソース解放漏れをコンパイラに保証させる実装ができる
    • ラムダ・ストリームAPIを活用した関数型スタイルのデータ処理コードを書ける
    • ジェネリックスの型安全な設計でコンパイル時に型エラーを検出できる
    • enumと@Overrideアノテーションなど、Java固有のイデオムを正しく適用できる

    読み終えると Before(読む前): 例外時のリソース解放にtry-finallyを手書きしており、ネストが深くなるとclose()漏れのリスクを抱えていた After(読み終えた後): try-with-resourcesのイデオムで記述量を減らしつつ、リソース解放をコンパイラに保証させられる

    想定読者: Java中級〜上級エンジニアで、より高品質なコードを書くために設計・実装のベストプラクティスを体系的に習得したい人

    前提知識: Javaの基本文法(クラス・継承・インタフェース・例外の実装経験) / オブジェクト指向の基本概念(カプセル化・継承・ポリモーフィズム) / Java 8以降のラムダ式・Stream APIの基本的な書き方(第7章を効果的に読む前提として)

    本の詳細を見る →
  4. GoF 23 パターンを Java で読み解く

    業務アプリで頻出する Strategy / Template Method / Observer などを Java コードで通読し、拡張に強い設計の引き出しを増やす。

    Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版
    この章の 1 冊 Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版

    GoF 23パターンをJavaサンプルとUMLで体系的に習得する

    この本で身につくこと
    • GoF 23パターン全てをクラス図(UML)と短いJavaコードの対応として説明できる
    • Iteratorパターンによる「実装に依存しない走査」やStrategyパターンによる「アルゴリズムの交換可能性」など、各パターンの解決する問題を自分の言葉で語れる
    • 抽象クラスとインターフェースの使い分けをパターン適用の文脈で判断できる
    • Singletonのスレッドセーフ問題、Observerの過剰通知など、各パターンの落とし穴を把握した上で採用判断できる

    想定読者: Javaの基礎文法は読めるが、オブジェクト指向設計の判断軸が言語化できていない中級手前のエンジニア。設計レビューで「なぜこのクラス構造か」を説明できるようになりたい人。

    本の詳細を見る →
  5. Java EE でエンタープライズ三層を体得

    JSF / CDI / EJB / JPA による Web システム構築を通し、業務 Java のレイヤ分割と DI・永続化・トランザクションの型を掴む到達点。

    Java EE 7徹底入門 : 標準Javaフレームワークによる高信頼性Webシス
    この章の 1 冊 Java EE 7徹底入門 : 標準Javaフレームワークによる高信頼性Webシス

    Java EE 7の全主要仕様をサンプル実装で体系的に習得する

    この本で身につくこと
    • JSFによるプレゼンテーション層の画面遷移・バリデーション・コンポーネント管理の実装方法
    • CDI・EJBを使ったビジネスロジック層の依存性注入とトランザクション管理の設計
    • JPAを用いたデータアクセス層のエンティティマッピングとJPQL発行の実践的な書き方
    • Java EE 7で追加されたJAX-RS 2.0によるRESTful Webサービスの実装パターン

    想定読者: Javaの基本文法を習得済みで、業務向けWebシステム開発にJava EEを活用したいエンジニア。JSF・CDI・EJB・JPAを一冊で整理したい実務者にも適する。

    本の詳細を見る →