学習ロードマップ
ニューラルネットの基礎を抑えた上で、Transformer / LLM の仕組みを理解し、プロンプトエンジニアリングや RAG、エージェント化まで進む。
このロードマップが扱うもの
大規模言語モデル(LLM)と生成 AI が実務に組み込まれる時代に、機械学習の基礎から応用まで地に足のついた形で学び直すためのロードマップです。対象は、ライブラリを使って簡単な予測モデルは書けるが、LLM 周辺の用語や設計判断に自信がない開発者・データ系エンジニア。学び終える頃には、古典的な機械学習、深層学習、Transformer / LLM、そして RAG やエージェントといった応用を一本の線でつないで理解できるようになります。
このロードマップの全体像
大規模言語モデル(LLM)と生成 AI が実務に組み込まれる時代に、機械学習の基礎から応用まで地に足のついた形で学び直すためのロードマップです。対象は、ライブラリを使って簡単な予測モデルは書けるが、LLM 周辺の用語や設計判断に自信がない開発者・データ系エンジニア。学び終える頃には、古典的な機械学習、深層学習、Transformer / LLM、そして RAG やエージェントといった応用を一本の線でつないで理解できるようになります。
1. 機械学習の基礎: 教師あり・なし学習、評価指標、過学習と正則化、線形モデルと決定木系。 2. 深層学習: ニューラルネットの基本、最適化、CNN / RNN、表現学習の考え方。 3. Transformer と言語モデル: 自己注意機構、事前学習とファインチューニング、スケーリング則の直感。 4. LLM 活用: プロンプト設計、評価、RAG(検索拡張生成)、ツール利用・エージェント、コスト/レイテンシ設計。 5. 周辺技術: 埋め込みとベクトル検索、モデル配信・推論最適化、安全性と評価(hallucination、バイアス)。 6. MLOps / LLMOps: 実験管理、データパイプライン、オンライン評価、本番運用での監視。
LLM から入ると「動くが理由が分からない」状態になりがちなので、古典的機械学習と深層学習の基礎に一定の時間をかけることをおすすめします。線形代数・確率統計・最適化の基礎は、数式を完全に追わなくても「何を最小化しているか」を読めるレベルを目指すと理解が安定します。Python のデータ処理スタック(NumPy / pandas / PyTorch)と、自社ドメインのデータ特性を把握することが、モデル精度以上に成果を左右するという感覚も早めに持っておくと良いでしょう。
ロードマップ
第 1 章
敵対的サンプルを切り口にディープラーニングを学ぶ。DL の基礎概念 + 「なぜモデルは騙されるか」を同時に得られる。
大規模言語モデルの実装書。Transformer の内部・学習・評価まで、単なる API 利用者から一歩踏み込む本。
実装フレームワーク選びに PyTorch 派なら。アプリ化まで含めて「DL モデルを動かす」体験を積める。
LLM を「使う」側の設計本。コンテキストをどう組み立てれば性能が出るか、失敗しがちなパターンまで。
CNN など古典から入る DL 教科書。LLM 直前の系譜を抑え、画像系への応用も見えるようになる。