学習ロードマップ
pwn / web / crypto / reversing といった CTF ジャンルの入り口を知り、練習しながらセキュリティの基礎体力をつけるためのロードマップ。
このロードマップが扱うもの
このロードマップは、セキュリティに興味があり、手を動かして学びたい学生・若手エンジニア・趣味として始めたい社会人を対象にしています。学び終えたときには、CTF の代表的ジャンルの基礎問題を独力で解き、実務にも活きるセキュリティの基礎体力と学習習慣を持てる状態を目指します。
このロードマップの全体像
このロードマップは、セキュリティに興味があり、手を動かして学びたい学生・若手エンジニア・趣味として始めたい社会人を対象にしています。学び終えたときには、CTF の代表的ジャンルの基礎問題を独力で解き、実務にも活きるセキュリティの基礎体力と学習習慣を持てる状態を目指します。
1. CTF 全体像を俯瞰する: Jeopardy / Attack-Defense、主要ジャンル(web / pwn / crypto / rev / forensics / misc)の特徴と難易度感を把握します。 2. 基礎ツールと環境: Linux CLI、ネットワークツール、デバッガ、逆アセンブラ、仮想環境での検証環境づくりを整えます。 3. Web 系チャレンジ: 入門的な SQLi、XSS、認可バイパスを通じて、Web セキュリティの基礎を手で学びます。 4. 暗号と Forensics: 古典暗号、モジュラ演算、簡単な暗号ミス、パケット解析、ファイルカービングに触れます。 5. reversing と pwn の入り口: アセンブリの読み方、スタック、バッファオーバーフロー、簡単な exploit を、安全な練習環境で試します。 6. 継続学習と倫理: 練習サイトや過去問で続ける習慣、Write-up の書き方、法と倫理を守った活動指針を整えます。
CTF は「楽しさ」がモチベーション源になりますが、攻撃手法を許可されていないシステムに試すことは法的・倫理的に問題があります。学ぶ対象はあくまで自分の環境や許可された練習場で、業務には書かれた手続きを通すという姿勢を最初に身につけることが重要です。難問に挑み続けるとバーンアウトしがちなので、レベルに合った問題を選び、Write-up を読む / 書く文化を活用すると継続しやすくなります。周辺では、Linux、ネットワーク、Web の仕組み、基礎的な暗号、C / アセンブリ、Python など自動化に強い言語を並行して押さえておくと、チャレンジが格段に解きやすくなります。
ロードマップ
第 1 章
ハッカーの発想と攻撃の全体像を物語仕立てで俯瞰し、セキュリティへの心理的な敷居を下げる起点。技術より先に「攻撃者はどう考えるか」の地図を作り、以降の実技の背骨に据える。
Web アプリへの典型的な攻撃を攻撃者視点で一通りなぞり、脆弱性の見つけ方と仕組みを体系立てる。CTF の web ジャンルに直結する基礎を、実務寄りの文脈で固める段階。
TryHackMe を使い、手を動かしながら攻撃手法と脆弱性を身体で覚える実践入り口。読んで得た知識を演習で検証し、座学から手技へ橋渡しする役割を担う。
仮想環境で安全に攻防を試せるハッキング・ラボを自分で構築し、以降ずっと使える練習基盤を整える段。手を動かす場を用意することで、各ジャンルの試行錯誤を支える土台になる。
ポートスキャナを自作する過程で、ネットワークと低レイヤから攻撃者の思考をたどり直す。ツールを使う側から作る側へ視点を上げ、pwn や reversing へ進む足腰を鍛える段階。
Web API という現代的な攻撃面に的を絞り、テスト技法と守りの観点を整理する。Web の基礎を API へ拡張し、ロードマップの締めとして実戦的な視野を広げる役割。
読む順に並べています。まずは1冊目から始めましょう。
ハッカーの発想と攻撃の全体像を物語仕立てで俯瞰し、セキュリティへの心理的な敷居を下げる起点。技術より先に「攻撃者はどう考えるか」の地図を作り、以降の実技の背骨に据える。