学習ロードマップ

クラウドインフラ入門(Linux → Docker → K8s → AWS)

Linux の基礎から、Docker でコンテナを動かし、Kubernetes でスケールさせ、AWS で本番運用する。インフラエンジニアが最低限触れる 4 層を順に学ぶ。

ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux コマンド&シェルスクリプト基礎編 さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築 Kubernetesの知識地図 -- 現場での基礎から本番運用まで Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築改訂4版 Linux+コマンド入門 --シェルとコマンドライン、基本の力
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このロードマップが扱うもの

Linux Web

このロードマップの全体像

クラウド上でアプリケーションを安定して動かすための基盤技術を、ボトムアップで身につけるためのロードマップです。対象はこれからインフラを学ぶアプリケーション開発者や、運用を体系的に学び直したい若手エンジニア。学び終える頃には、Linux の上で動く Web アプリをコンテナ化し、オーケストレーションで複数ノードに展開し、それをクラウドマネージドサービスと組み合わせて運用する、という一連の流れを自分の言葉で説明できるようになります。

学習ステップ

1. Linux とネットワーク基礎: ファイルシステム、プロセス、シェル、systemd、TCP/IP と DNS。サーバーで何が起きているかを「見る」力を育てます。 2. 仮想化とコンテナ: VM とコンテナの違い、Docker のイメージ設計、マルチステージビルド、ボリュームとネットワーク。 3. コンテナオーケストレーション: Kubernetes の Pod / Service / Deployment、設定と Secret、ヘルスチェック、スケーリングの考え方。 4. クラウド(AWS 中心): IAM、VPC、EC2 / ECS / EKS、ストレージとデータベース、ログ・監視・コスト管理。 5. 横断テーマ: IaC(Terraform)、CI/CD、可観測性(メトリクス・ログ・トレース)、セキュリティの基本。

各ステップは「手を動かして小さく壊す」ことを前提に進めると理解が深まります。

注意点と周辺知識

Kubernetes から入るより、Linux とコンテナの挙動に時間をかけた方が後半の理解が速くなります。ネットワーク(ルーティング、TLS、ロードバランサ)と権限設計(IAM)はクラウド運用のつまずきどころなので、各レイヤで繰り返し触れると良いでしょう。SRE / DevOps の文化や、アプリケーション側のアーキテクチャ(12-factor、マイクロサービス)を並行して読むと、インフラを「何のために組むか」が見えやすくなります。

ロードマップ

5 つのステップで読み進める

  1. 01
    ステップ 01 Linux / シェル 基礎
    ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux コマンド&シェルスクリプト基礎編
  2. 02
    ステップ 02 Docker を手を動かして
    さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築
  3. 03
    ステップ 03 K8s 全体地図
    Kubernetesの知識地図 -- 現場での基礎から本番運用まで
  4. 04
    ステップ 04 AWS ネットワーク実践
    Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築改訂4版
  5. 05
    ステップ 05 シェル力を伸ばす
    Linux+コマンド入門 --シェルとコマンドライン、基本の力

第 1 章

Linux / シェル 基礎

  1. Linux / シェル 基礎

    まんが形式で Linux コマンドラインを体験。「黒い画面」への心理的ハードルを下げる 1 冊目。

    ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux コマンド&シェルスクリプト基礎編
    この章の 1 冊 ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux コマンド&シェルスクリプト基礎編

    Linux コマンドとシェルスクリプトをマンガ形式で実務ベースに習得する

    この本で身につくこと
    • ssh によるリモートホストへの接続と sudo による一時的な管理者権限操作を安全に行える
    • grep / find / ワイルドカードを組み合わせてファイルやテキストをまとめて操作できる
    • vim での基本的な編集・コピー&ペースト・アンドゥを端末環境でこなせる
    • 相対パスとシンボリックリンクを使ってファイル配置を適切に管理できる

    想定読者: ITエンジニアとして就職したばかりでLinuxコマンド操作に不安がある人、または独学でLinuxを学び始めたがコマンドが体系的に身につかないと感じている人

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  2. Docker を手を動かして

    コンテナの概念を実機で確認。アプリを 1 つ Dockerfile に落とし込めるようになるのがゴール。

    さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築
    この章の 1 冊 さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築

    Docker を手を動かして学び、コンテナ環境を自分で構築できる状態に到達する

    この本で身につくこと
    • Dockerのインストールから基本コマンドまでの操作を一通り実行できる
    • コンテナ内のファイル永続化(ボリューム)とネットワーク設定を理解して構成できる
    • Docker Compose で複数コンテナを連携させる開発環境を構築できる
    • Dockerfileでカスタムイメージを自作する手順を習得できる

    想定読者: Linuxサーバーの基礎知識はあるが、コンテナ技術は未経験のインフラ入門者・アプリ開発者

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  3. K8s 全体地図

    Pod / Service / Deployment から本番運用まで、目次で地図が描ける本。使い始めより「迷ったら戻る場所」として。

    Kubernetesの知識地図 -- 現場での基礎から本番運用まで
    この章の 1 冊 Kubernetesの知識地図 -- 現場での基礎から本番運用まで

    Kubernetesの基礎から本番運用ベストプラクティスまでを体系的に把握する

    この本で身につくこと
    • DockerfileのベストプラクティスとKubernetesでのプロダクションレディなコンテナ設計の判断基準
    • Argo CDを使ったGitOpsによるマニフェスト管理と、External Secrets・Cert Managerなどエコシステムを組み合わせた運用自動化の手法
    • アップデート戦略・スケーリング戦略・バージョンアップグレード戦略の各選択肢とトレードオフ
    • Namespace・クラスタ分離戦略と認可処理・監査ログによるマルチテナント設計の考え方

    想定読者: Kubernetesを業務で使っているが全体像を体系的に把握できていないインフラ・バックエンドエンジニア。とくに「なんとか動かせているが、ベストプラクティスに自信がない」段階の実務者。

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  4. AWS ネットワーク実践

    VPC / EC2 / RDS を中心に、実サービスを組む手触りを得る本。改訂を重ねている定番。

    Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築改訂4版
    この章の 1 冊 Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築改訂4版

    AWSをハンズオン環境として使い、ネットワーク・サーバー構築の原理を体得する

    この本で身につくこと
    • VPC・サブネット・インターネットゲートウェイをAWSコンソールで一から構築し、ネットワーク設計の基本を手を動かして理解できる
    • EC2インスタンスへのSSH接続・Apacheインストール・Webサーバー公開までの一連の流れを自力で再現できる
    • プライベートサブネットとNATゲートウェイによる二層構成(フロント・バックエンド分離)を設計・構築できる
    • TCP/IPプロトコルスタックとHTTPの実際のパケットの流れをパケットキャプチャで目視確認できる

    想定読者: インフラ未経験のアプリ開発者・若手エンジニアで、物理機器なしにネットワーク/サーバーの基礎を実践的に習得したい人。AWSアカウントさえあれば即日始められる構成になっている

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  5. シェル力を伸ばす

    1 冊目で物足りなくなったら戻って深掘り。運用で生きるシェル・パイプの作法を体系化。

    Linux+コマンド入門 --シェルとコマンドライン、基本の力
    この章の 1 冊 Linux+コマンド入門 --シェルとコマンドライン、基本の力

    Linux コマンドラインの基礎を体系的に習得する

    この本で身につくこと
    • ファイル・ディレクトリ操作、パーミッション管理、リンクなど Linux ファイルシステムの基本を実行例で確認できる
    • パイプ・リダイレクト・環境変数を組み合わせたコマンドラインの構造的な理解
    • grep・sed・awk を活用したテキスト処理とパターンマッチング
    • apt・dnf/yum によるパッケージ管理と Git/GitHub の基本的な組み合わせ

    想定読者: Linux をこれから使い始める人、コマンド操作に自信がなく体系的に学び直したい人。VirtualBox を使ってすぐに環境を用意できる初学者。

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